障害を持つ兄のためだけに生き、精神病院で介護士として働くガンテ。
美貌を兼ね備えた人気童話作家でありながら、愛を知らないコ・ムニョン。
題名や人物像から重い社会派ドラマを連想しまいますが、ププッと笑ってしまうコミカルで面白いシーンも意外と多いんです(^^)
今回は、サイコだけど大丈夫7話のネタバレと感想をお伝えしています。
サイコだけど大丈夫7話のキャスト！
サイコだけど大丈夫にどハマり中🕺 pic.twitter.com/SGXdeQ3Jz0
— ほんちゃん (@wJIBBWAAyDQ2Heb) July 11, 2020
【登場人物】
保護士 ムン・ガンテ役（キム・スヒョン）
童話作家 コ・ムニョン役（ソ・イェジ）
ガンテの兄 ムン・サンテ役（オ・ジョンセ）
ガンテの友人 チョ・ジェス役（カン・キンドゥン）
ガンテの同僚 ナム・ジュリ役（パク・ギュヨン）
出版社の社長 イ・サンイン役（キム・ジュポン）
アートディレクター ユ・スンジェ役（パク・ジンジュ）
ジュリの母親 カン・スンドク役（キム・ミギョン）
入院患者 カン・ウンジャ役（ペ・ヘソン）
サイコだけど大丈夫7話あらすじとネタバレ！
すすり泣く声を聞きつけたムン・ガンテ（キム・スヒョン）がコ・ムニョン（ソ・イェジ）の部屋を訪れると、母親の悪夢にうなされるムニョンの姿が。
ガンテが駆け寄り抱き寄せると、ムニョンは両手で力いっぱいガンテのTシャツを握りしめてガンテに逃げるように泣き叫びます。
熱を出したムニョンの看病のため、ガンテは朝まで寄り添います。
仕事をズル休みしたガンテは兄のムン・サンテ（オ・ジョンセ）と共に市内へ向かうバスに揺られていました。
忙しいサンテを心配したガンテがピザのバイトを辞めないかと提案しますが、サンテから返ってきた返事は意外なものでした。
『具合の悪いときのガンテは、犬みたいにクーンクーン声を出しながら寝ている』と言うのです。
体が苦しい時は涙が出るけど、心はウソつきだから苦しくても黙ってる。
でも、寝る時になると人知れず泣くのです。
そんなサンテの言葉に、昨晩のムニョンのことが頭によぎるガンテ。
ムニョンを心配したイ・サンイン（キム・ジュポン）が屋敷に到着すると、2階から何かが割れた音が聞こえます。
幼少期に母親から髪を伸ばす事を強要されていたムニョン。
その呪縛を解こうと自らハサミで紙を切ろうとしますが、母親の助けを求める幻聴が聞こえハサミを鏡に叩きつけたのです。
部屋に駆けつけたサンインは、ムニョンが母親の幻影に再び悩まされていることを知り、呪われた館から連れ出そうとします。
しかし、断固として拒むムニョンと階段の踊り場でもみ合いに^^;
ちょうどそこに帰宅したガンテが、サンインを追っ払います。
ガンテが解熱剤を手渡すと『薬で下げられる熱なら苦労していない。』とムニョンはポイッと薬の箱を投げ捨ててしまいます^^;
そこでガンテは気分転換にムニョンをドライブがてら食事に連れ出します。
しかし、食事を食べるのはムニョン一人でガンテは箸を付けません。
無欲な様子を見たムニョンは、唐突にガンテに女性経験を尋ねるのです^^;
驚いたガンテは、口に含んでいた水を吹き出してしまいます（笑）
そして、何事にも無関心の様に見えて、多くのことを我慢し生きて来た事をムニョンに話すのです。
ガンテとの出会いから引っ越しを共にする理由をサンテに話し始めます。
ガンテとの出会いはジェスが16歳の時でした。
ジェスはチキン店主の息子でガンテはバイトという関係でしたが、ガンテは1つ年上のジェスを呼び捨てにしていました^^;
ある日、ガンテには友達が必要だと感じたジェス。
それ以来、引っ越しの多い親友に付いていくため嫌々ながら気楽に店を構えられるチキン店を生業としてきました。
しかし今回は、ソンジン市に根を下ろす気がした為、貯金をはたいて借金までしてピザ屋をオープンさせたのです。
なのにムニョンの所に行ってしまうなんてと悲しみます(T_T)
公園を歩くムニョンは脚が痛いと言い出し、ガンテにおんぶをせがみます。
電話をチェックしその場をやり過ごそうとするガンテ^^;
しかしムニョンが『私に集中して』と電話を奪い取ると、ナム・ジュリ（パク・ギュヨン）の着信に勝手に出てしまいます。
その後、2人の関係をはっきりさせたいムニョンはガンテに『つきあおう』とストレートに伝えますが、ガンテの答えは『帰れ、消えろ』でした。
予想外の返答に顔を怖ばわせるムニョン。
するとガンテは、今日ズル休みした理由を語り始めたのです。
『帰れ、消えろ』は昨晩も昔も何度もいわれてきたが、昨晩のは『行かないで』に聞こえた。
昔は逃げたけど今日はそばにいたくて…。
ガンテは、今日一緒にいたのはそれだけの理由だと伝えます。
院長に呼び出されたガンテは、ムニョンに恋人がいるかの質問を受けていました。
実は、院長はムニョンと一緒に出勤してくるガンテを目撃していたのです^^;
そしてガンテは、20年前にムニョンの母親が失踪した話を院長から聞かされます。
一方、OK精神病院を騒がせたムニョンの童話クラスは、しばらく休止することが決定していました。
しかし…誰もムニョンに連絡していなかったのです。
そうとも知らず病院を訪れたムニョンは激怒して院長を追いかけ回します^^;
精神病性うつ病を患うカン・ウンジャ（ペ・ヘソン）は、娘の死を受け入れられず妄想の世界で生きていました。
しかし、ムニョンとの一件で現実と向き合い始めます。
そして事故で命を失った娘に最後にかけた言葉を今でも悔いていた事が判明するのです。
入院患者カンの娘に対する思いを聞いていたガンテは、自らの母親の事を思い出していました。
昼間、病院で『母親の思い』を目の当たりにしたガンテは、自らの生い立ちを知る唯一の理解者である親友のジェスのものと訪ねます。
兄のサンテばかりに目が向けられていた自らの幼少期を思い出し、ガンテの目からは一筋の涙が溢れ落ちます。
それを見たジェスは亡きガンテの母親に向けて文句を言うのです。
そこにジュリの母親カン・スンドク（キム・ミギョン）が『母親は皆、罪人よね〜』といいながら現れます。
『女手一つで2人の子供を育てることは並大抵のことでは無かっただろうし、障害のある子供を育てるのがどれだけ大変だったかわかるでしょ？』とガンテを諭すのです。
タクシーに揺られ、ムニョンの屋敷に戻るガンテ。
頬を赤く染め足元をフラつかせながら屋敷に入ると、待ちくたびれて階段でウトウト眠るムニョンの姿を目にします。
いつもは堅物なガンテが楽しそうに冗談をいう姿に『あなたの安全栓を抜きたい』とこぼすムニョン。
するとガンテはムニョンに目を閉じて待つように伝えます(^^)
ムニョンも期待したとおり、シチュエーション的には『キス』なのですが…。
ガンテは自宅から持ち帰った、悪夢人形をムニョンに手渡すのです。
サンテのお下がりだし、子供だましだとブツブツ言うムニョン。
しかしガンテが『僕が手縫いで作ったんだ』と話すと、ムニョンは嬉しそうな表情をみせます。
最初は寝たふりをしていたサンテでしたが、昔サンテが大好きだったちゃんぽんのお店に行こうとガンテが誘うと意外な返答が。
『ちゃんぽんは僕じゃなくてガンテの好物だったじゃないか。』
その言葉で幼い頃の記憶が蘇ったガンテは、自分も母親に大切にされていた事を思い出し、涙します。
母親の呪縛を自ら断つため、鏡台の前に座り髪にハサミを入れるムニョン。
『私 どう？』と聞くムニョンにガンテは『きれいだ』と返し、2人は優しく微笑み合います。
サイコだけど大丈夫7話の感想！
第7話はサイコだけど大丈夫を視聴して初めて涙があふれた回でもあり、今までで一番好きな回になりました。
母親の愛情は全てサンテに向けられており、自分は兄の為にだけ生まれ愛情を受けなかったと思って生きてきたガンテ。
しかし、ひょんなことから自分が記憶違いをしていたことに気が付きます。
兄の背中に泣きつくガンテの姿に『愛されていて良かったね』と想う反面、『今まで苦しかったよね』と声を懸けてあげたくなりました。
そして、ムニョンも髪を切ることで母親の呪縛から開放され、幸せあふれる温かい笑顔を魅せてくれました。
ガンテとムニョンには、このまま何も起こらず穏やかに暮らしてほしいのですが、まだ一波乱起こりそうな予感がします^^;
『サイコだけど大丈夫』は、次回8話がちょうど折り返し地点となります。
今後の展開から目が話せません(>_<)
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